認知症治療薬が…
認知症についてメディアなどで取り上げられることが多くなっています。
認知症にも色々と種類がありますが、よく耳にするのがアルツハイマー型認知症ではないでしょうか?
※アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβやタウタンパクというたんぱく質が異常にたまり、それに伴い脳細胞が損傷したり神経伝達物質が減少したりして、脳の全体が萎縮して引き起こされます。
アルツハイマー型認知症には薬があますが、対症治療薬しかないのが現状で、病気の進行そのものをとめるものではなく、その症状を緩和する働きのもので、それも8カ月から2年の間しか効果はないとされていました。
しかしながら、
昨年の12月に日米欧で新薬のアデュカヌマブ承認申請されました!!
承認されると世界初の認知症の治療薬となります。
このアデュカヌマブは、すでに症状が進んでしまった方の場合は、対象にはならないとも言われています。しかしながら2025年問題にむけて期待される治療薬となると思います。
※「2025年問題」とは、西暦2025年以降、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、我が国が超高齢化社会になることを指します。
参考
認知症の薬と副作用
アリセプト→食欲不振
レミニール→嘔気
リスパタッチイクセロイン→かぶれが多い
メマリー→眩暈・眠気
上記のような副作用が強い場合は主治医に相談するのがよいと思われます。
お読みいただきありがとうございました。