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②介護老人保健施設

本日は介護老人保健施設(老健)についてお話しさせていただきます。

 

介護老人保健施設とは・・・

医療的ケアやリハビリを必要とする要介護状態の高齢者を受け入れる施設となります。

長期入院された方が自宅に戻るのにもう少しリハビリが必要なケースなど、自宅に戻る前提で入居し、自宅に戻るためのリハビリを中心に行う施設となります。

勿論、リハビリや医療のサポートだけでなく、介護サービスも受けることが出来ます。

入居期間は原則3~6か月となり長期滞在は難しいとされています。

前回お話した①特別養護老人ホームと同様に、介護保険が適用される公共型の施設です。

 

入居の基準

65歳以上の高齢者で要介護1以上の高齢者となります。ただし、40歳以上64歳以下の場合は特定疾病により介護認定がおりている方は入居が可能となっています。

 

特定疾病とは

1.がん≪がん末期≫

2.関節リウマチ

3.筋萎縮性側索硬化症

4.後縦靭帯骨化症

5.骨折を伴う骨粗鬆症

6.初老期における認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症等)

7.進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病

8.脊髄小脳変性症

9.脊柱管狭窄症

10.早老症(ウェルナー症候群)

11.多系統萎縮症

12.糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症

13.脳血管疾患(脳梗塞、脳出血等)

14.閉塞性動脈硬化症

15.慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎等)

16.両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

 

入居方法

1、介護の認定を受ける。(介護認定されていない方は入居不可)

2、入居申込

入居希望の施設に直接申し込みます。

(入院中の場合はソーシャルワーカーに依頼することも可能)

(自宅なのであればケアマネジャーに依頼することも可能)

まずは相談を!!

3、面談

入居希望者(本人)と家族と面談をし医療的ケアが必要かまたは、

施設側で受け入れが可能かの判断材料となります。

4、書類の提出

施設の入居申込書、診療情報提供書(健康診断書)、看護サマリー

が必要となります。(施設により異なります。)

5、入居判定

面談や書類の内容を精査し施設側で入居が可能か判定します。

6、契約、入居

契約を行い、入居日等の調整を行います。

 

月額は8万円~20万円となります。

お読みいただきありがとうございました。

2020/11/14

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