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コロナウイルス感染症【介護施設・老人ホーム】

新型コロナウイルス感染症対策としてマスクの着用について令和5年3月13日から変更があり、マスクの着用は個人の判断が基本となりました。ただし、場面に応じて対応が求められるケースがありますので、そちらを解説していきます。

マスク着用の考え方

令和5年3月12日までは、

屋外では、マスク着用は原則不要

屋内では、距離(目安は2m)が確保でき、会話をほとんど行わない場合を除きマスク着用

令和5年3月13日から個人の主体的な選択を尊重し、マスク着用は個人の判断が基本となります。

※感染拡大防止対策として、マスクの着用が効果的である場面などについては、マスク着用を推奨する。

マスクの着用する効果

屋内の公共の場で常にマスクをしていた方とそうでない方を比較すると、新型コロナウイルスに感染する確率が大きく変化します。着用するマスクの種類によっても感染率が変化します。

布マスク着用:56%減少

手術用(サージカル)マスク:66%減少

N95マスク/KN95マスク:83%減少

このような状態からマスクの着用はコロナウイルス感染予防にかなりの効果が期待されます。そのため、高齢者や基礎疾患のある方や妊婦さんは感染拡大時に混雑した場所に行くときは、ご自身を感染から守るために マスク着用が効果的です。

感染を広げないために

・医療機関に受診される場合や高齢者施設に行かれる際はマスクの着用をすることが望ましい。

・通勤時や混雑時の電車やバスの乗るは、マスクを着用することが望ましい。

 

症状がある場合のマスク着用

症状がある方、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となった方、同居する家族に陽性となった方がいる方は、周囲の方に感染を広げないために、外出を控えてください。通院などでやむを得えず外出する時には、人混みは避け、マスクの着用をお願いします。

医療機関や高齢者施設などの対応

高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設(デイサービスや老人ホーム等)などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨しています。

※マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。

子どものマスク着用について

人との距離が確保できる場合は、マスクを着用する必要はありません。

また、就学前のお子さんについては、マスク着用を一律には求めていません。

まとめ

令和5年3月13日からマスク着用が緩和されていますが、多くの方々は、緩和前と同じ状態でマスク着用されている方が多いのが現状です。このような現状が起こる要因としては、新型コロナウイルスというのは、目に見えない病気だから不安。と考える方が多いためです。状況に合わせマスクの着用を検討していく必要が今後も続きます。最後までお読みいただきありがとうございました。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001067758.pdf

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